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【レジュメ画像あり】アンコンシャスバイアス研修  プログラム例

【レジュメ画像あり】アンコンシャスバイアス研修  プログラム例


アンコンシャスバイアス研修の狙い

アンコンシャスバイアス研修の狙いは、認知の歪みによるハラスメントの撤廃と多様性を受け入れる企業の組織風土づくりです。

ハラスメントが起こる原因の一つに、アンコンシャスバイアスからくる他者の価値観の否定があります。
アンコンシャスバイアスのうち、DEIの観点では特にジェンダーバイアスによるものが重要です。女性だから、男性だからと性別による役割期待や業務分担をしてしまうと、本来の労働者ひとりひとりのパフォーマンスが低下することに繋がりかねません。
アンコンシャスバイアスの例を知り、労働者一人ひとりの意識を高めることにより、どういった考え方がハラスメントにつながるのか、またどのようにすればハラスメントを防止できるのか
について、実務家社労士が実際のハラスメントトラブル事例をもとに、貴社の課題解決に役立つコンテンツを提供します。

また、アンコンシャスバイアスは公平であるべき人事評価もゆがめうるものであり、労働者のエンゲージメントを高めるためにも対策が必要なものです。
企業が暗黙のうちに育んでいる「うちらしさ」の妥当性の検証や人事評価項目についてもアンコンシャスバイアスの視点を加味することで、労働者一人一人の多様性に配慮し、より成果創出につながる環境づくり、マインドの醸成に繋げます。

アンコンシャスバイアスについて知らなければならない理由

アンコンシャスバイアスに対する取り組みは企業にとって喫緊の課題の一つです。ここではその理由を2つご説明します。

1つ目は、アンコンシャスバイアスについて無頓着であることは企業価値を損なうからです。
代表的な例は企業広告で、ジェンダーの観点から炎上する例が増えています。また、役員の発言が原因で株価が下落する事例もあります。
さらに、自分では正しく情報を取捨選択収集しているつもりでも、自分の望ましい情報だけを見ていたり、その情報をもとにして判断してしまうことで大きな損失を生みかねません。
自分にとってアンコンシャス(=自覚できない)バイアスがあることを知ること、またそれがどのようなものかを知ることはこの意味で極めて重要です。

2つ目は、アンコンシャスバイアスについて知ることは多様な労働者の背景を受け入れることになるからです。
アンコンシャスバイアスの中には「内集団バイアス」という「自分が接している/接していた集団はひいきしてしまう、良く見えてしまうというバイアス」があります。これは「うちの会社らしさ」という価値観につながるのですが、そこに入れない労働者の価値観を軽んじたり、敵視することにもなりかねません。多様な価値観を尊重する意味でも、アンコンシャスバイアスについて理解することは重要です。

アンコンシャスバイアスについて詳しくはこちらから

アンコンシャスバイアス研修における当事務所のオリジナリティ

当事務所では、研修を依頼くださった企業ごとに丁寧なヒアリングを実施して行うオーダーメード対応の研修が特徴です。
ここでは具体的な内容をご紹介します。

セルフワーク・グループワークを活用した体感型研修

座学になりがちな研修においても、セルフワークやグループワークを活用して体感的にアンコンシャスバイアスの認知に必要性を納得できるようなプログラムを用意しています。

●なぜ取り組む必要があるのか
●人材採用の場面で起こるアンコンシャスバイアス
●人事評価の場面で起こるアンコンシャスバイアス
●顧客対応時に問題になるアンコンシャスバイアスの現れ方

など、実務で遭遇する場面を想定したセルフワークやグループワークを研修時間に応じて盛り込みます。

1社ごとにオーダーメードで研修コンテンツを作成

アンコンシャスバイアス研修では、企業において特にトラブルとなる求人・採用・評価の場面とハラスメント対応に特化した内容を提供しています。
そのコンテンツと親和性の高い研修については、合わせて実施することでよりアンコンシャスバイアスに対する理解を深めることが出来ます。
過去実績として下記との組み合わせでの実施実績がございます。
また、研修として独立して行わないが、これらの要素に触れる内容を盛り込むことも可能です。

●パワー・ハラスメント、セクシャル・ハラスメント
●世代間ギャップとマネジメント・労務知識
●男性育児休業取得促進研修

加工可能なスライドデータをpowerpoint形式で納品

研修に使うスライドデータはご依頼いただいた企業の課題観に合わせ、1社ごとにオリジナルなものを作成。研修に利用したスライドデータも納品しますので、後日研修参加者から他の従業員の方への情報共有にもご利用いただけます。

アンコンシャスバイアス研修を受講されたお客様の声

当事務所の研修を受講された企業様のお声をご紹介します。

・採用においてもアンコンシャスバイアスが働くことを初めて知った(運送業/経営者)

・人事評価制度において人によって評価にぶれが出ることがずっと気になっていました。バイアスによるものもあると知り、対策が必要なことを痛感しました(製造業/管理職)

・女性らしい、男性らしいという価値観がすでにバイアスだと知ってショックでした。確かにお客様に対してもバイアスのかかった提案が多いのかもしれないと気が付きました。自社でも結構こういう話が普通にあるので、社内研修を通して啓蒙を進めたいです。(サービス業/人事担当者)

アンコンシャスバイアス研修の概要

◆研修の対象者
 一般社員、管理職者、人事労務担当者

◆研修価格
基本料金 2時間/11万円(税込)
※オフラインの場合はZoomにより実施します。
※オンラインの場合の設営費(会場費等)は恐れ入りますが貴社でご負担ください。

◆講師
村井真子(むらいまさこ)
社会保険労務士・キャリアコンサルタント。経営学修士(MBA)。
家業である総合士業事務所で経験を積み、2014年、愛知県豊橋市にて独立開業。
中小企業庁、労働局、年金事務所、豊橋市役所等での行政協力業務を経験し、現在あいち産業振興機構外部専門家。

<おもな著述実績>
・「職場問題グレーゾーンのトリセツ」
・「バウンダリーレス・キャリア」上巻「組織と従業員の間で変化する心理的契約」「経営心理学第二版」(監訳)

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この記事を書いた人

村井 真子Murai Masako

社会保険労務士/キャリアコンサルタント。総合士業事務所で経験を積み、愛知県豊橋市にて2014年に独立開業。中小企業庁、労働局、年金事務所などでの行政協力業務を経験し、あいち産業振興機構外部専門家を務めた。地方中小企業における企業理念を人事育成に落とし込んだ人事評価制度の構築・組織設計が強み。

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