【レジュメ画像あり】労務管理研修　　プログラム例

当事務所で提供する労務管理研修の狙いは、主に2点あります。

1点目は法改正情報の仕入れと対策の学びです。
労働者の雇用管理に直結する労働法および社会保険諸法令は法改正の頻度がたかく、またその内容も複雑化しています。直近年度の個々の改正内容を縦覧しておくことは企業で労務管理を担当する人事部、コンプライアンス対策の部署では必須となっており、例えば近年では人的資本の開示情報など重要な改正・通達も出ています。
労務管理研修では、こうした労働社会保険諸法令の法改正情報が実務に与える影響を学びます。

2点目は、職場におけるハラスメントの理解促進と、実際に生じた場合の対策の仕方を学ぶことです。
近年、セクシャル・ハラスメントやパワー・ハラスメントなど、職場におけるハラスメントは対策をすることで減少することがわかっています。

労務管理研修を実施しなければならない理由は、間違いのない労務管理をし、マネジメントリスクを低減するためです。

コロナ禍を経ていっそう労働者の働き方が多様化していますが、法の整備はその変化に追いついていません。そのため、労務管理におけるグレーゾーンが拡大しています。このグレーゾーンの解釈は難しい判断になりますが、原則の法のあり方、労務管理の方法を理解することによって明らかに法に抵触する状況を回避することができます。「静かな退職」や「自営型キャリア形成」などの労務管理の最新情報・トレンドも併せてお伝えすることで、労働者に聞かれても間違いのない知識を得ることも可能です。

当事務所の労務管理研修は、労務顧問として相談を受けてきた実際の豊富な事例をもとに、そもそも法に抵触している状況とはどのようなものか、また何がグレーゾーンなのかといった判断基準を明快に提示。そのうえで、グループワークを通して応用できる判断力を身に着けます。
こうした応用力を持つことで、ハラスメントに代表される労務管理リスクを低減し、安心してマネジメントを行うことが可能になります。

当事務所では、研修を依頼くださった企業ごとに丁寧なヒアリングを実施して行うオーダーメード対応の研修が特徴です。
ここでは具体的な内容をご紹介します。

当事務所の研修を受講された企業様のお声をご紹介します。

・移動時間や着替えのために早出している時間などの労務管理について悩んでいました。研修を受けて適切な処理の仕方がわかりすっきりしました（建設業／経営者）

・新しい法律がどんどんできて変わるので定期的に受けたい（卸売業／管理職）

・「静かな退職」という言葉を初めて知りました。これから問題になってくると思うし現に問題化している気がする。今後自社でも研修などで取り入れたい（サービス業／人事担当者）

・人事部に異動してきたばかりで包括的な知識がなく、ざっと全体像をつかめて有用だった（製造業／人事担当者）

・社員から相談されても会社のほうが知識が負いきれず人事担当者が疲弊していた。こうしたアップデートや対策の分かる講座はありがたいと思う（小売業/経営者）

◆研修の対象者
　経営者、管理職者、人事労務担当者

◆研修価格
基本料金　2時間／11万円（税込）
※オフラインの場合はZoomにより実施します。
※オンラインの場合の設営費（会場費等）は恐れ入りますが貴社でご負担ください。

◆講師
村井真子（むらいまさこ）
社会保険労務士・キャリアコンサルタント。経営学修士（MBA）。
家業である総合士業事務所で経験を積み、2014年、愛知県豊橋市にて独立開業。
中小企業庁、労働局、年金事務所、豊橋市役所等での行政協力業務を経験し、現在あいち産業振興機構外部専門家。

＜おもな著述実績＞
・「職場問題グレーゾーンのトリセツ」
・「バウンダリーレス・キャリア」上巻「組織と従業員の間で変化する心理的契約」「経営心理学第二版」（監訳）
・朝日新聞社「ツギノジダイ」、翔泳社「HRZine」などWEB媒体で多数執筆・監修実績有